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平和の日


天使幼稚園では、毎年保護者会の協力のもと千羽鶴を折って岐阜市に届けています。

今年も子どもたちがご家族の皆さまと平和の祈りを込め鶴を折りました。その数1805羽。

平和への祈りを込め、子どもたちが短冊に祈りを書きました。

「へいわがつづきますように」

「みんながなかよくすごせますように」

ロシアウクライナ戦争など世界平和はなかなか実現しません。

この子らが大きくなるころには、安心して生活できる世の中になっていることを祈ります。



今日は幼稚園で戦争体験者小島さん(85歳)のお話を聞きました。小島さんは真砂町に住んでおられました。岐阜空襲の日には裸足でお母さんと一緒に逃げたそうです。最初は防空壕に入りましたが、「にげろー!!」の声で急いでお母さんと逃げたそうです。すぐ後に防空壕に爆弾が直撃し残っていた人は亡くなったそうです。逃げる途中でみた光景は死んだ人やけがをした人でいっぱい。家は焼けてしまいなにもかもなくなってしました。疎開、学校もなくなったので生徒は校庭で半日ずつ集まる、ご飯は週1回しか食べられなかったなど今では考えられないお話でした。




お話の後は、部屋に戻ってアニメ「つるにのって」をみました。

小学6年生のとも子が広島の原爆資料館を訪れ、原爆の子の像に立っていると像の少女が動き出します。少女の名前はサダコ。サダコは言います。「ピカドンや戦争の犠牲になる子どもたちが世界中からなくなるように祈って、私はここに立っているの」

このアニメは、大人たちに核兵器や放射能の恐ろしさと、平和づくりへ自ら参加することの大切さを訴えたものです。子どもたちは真剣に見ていました。


その後の給食も当時のことを思い「日の丸弁当」です。

こうして、普段とは違う一日「平和の日」を過ごしました。

7月9日が日曜日だったため、教会の鐘をつくことはできませんでしたが、きっと子どもたちは戦争はいけないことだという意識をもったことでしょう。


お心の中に神さまがいつもいてくださいます。

この平和が当たり前と思わず、毎日を感謝して過ごしていきたいと思います。


そしてこの平和教育が実を結び、この子らが大人になり平和をつくりだす人になりますように…そして世界中に平和が訪れますように…アーメン





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